声で話すだけ!AIが自動で書き起こす「自分史」作成入門

Twelfth=12番目
AI執事「トゥエ」と学ぶ!中小企業のためのやさしい生成AI活用術
2025.11.07

自分の歩みを残したいのに、いざ書こうとすると手が止まる――そんな経験はありませんか?
いまは“話すだけ”で文章ができる時代。ChatGPTやGeminiが、あなたの声を丁寧に文字へ。
本記事では、スマホ1台・3ステップで始める自分史づくりと、物語をふくらませるコツをやさしく紹介します。

キャラクター紹介

生成AI執事トゥエ

生成AI執事

優しく、好奇心旺盛に成長する「学習型」執事。博士がトゥエに与えた最大のミッションが「人間を理解すること」
ノーマル

おと

リネン室の母

会長夫人。ホテルにパートで勤務しているが実は裏で経営も行う。

お悩み – ノートは白紙のまま?“話すだけ”なら一歩進めます

悩む

おと

子どもや孫に、自分の人生のことを残しておきたいなと思うの。
でも、いざ書こうとすると、何から書けばいいのか分からなくて…。
それに、パソコンで長い文章を打つのも苦手で、すぐに挫折してしまうのよね。

生成AI執事トゥエ

そのお悩み、よく分かります。ですが今は、“話すだけで自分史が作れる時代”なんです。
ChatGPTやGeminiなどのAIを使えば、スマホやパソコンに向かって“思い出を話すだけ”で、自動的に文字にして整理してくれます。
文章力も特別なスキルも必要ありません。

ノーマル

おと

話すだけで…自分史が?そんなこと、本当にできるのかしら?

生成AI執事トゥエ

もちろんです。今日はそのやり方を、初心者の方にも分かりやすくご案内しますね。

書き起こしって何?音声入力で自分史が動き出す

ノーマル

おと

“書き起こし”って言葉をよく聞くけど、実際には何をするの?

生成AI執事トゥエ

“書き起こし”とは、話した言葉をそのまま文字にすることです。
スマホやパソコンに向かって話すと、AIがその音声を文字に変えてくれる。それが“音声入力”です。
つまり、あなたが話すだけでAIが“記録係”になってくれるんですよ。

    ノーマル

    おと

    なるほど! それなら書くよりずっと気軽ね。
    でも、どうして“声で話す”のがおすすめなの?

    生成AI執事トゥエ

    理由は3つあります。

    • ラクチン!
      指で文字を打つ必要がなく、話すだけでOK。肩も凝りません。

    • 気持ちがよみがえる!
      書こうとすると構えてしまいますが、話すと自然に感情が出て、“あの時”の情景が浮かびやすいのです。

    • 思い立ったらすぐできる!
      散歩中や寝る前など、ふとした瞬間にスマホへ話しかけるだけ。思い出を逃しません。

    ノーマル

    おと

    便利そうだけど、具体的にどうやって使えばいいのかしら?

    生成AI執事トゥエ

    では、スマホを使った3ステップでご説明します。

    ChatGPT・Geminiでできる!かんたん「3ステップ自分史」

    【ステップ1】アプリを開く

    スマホもしくはパソコンでChatGPTまたはGeminiを起動します(どちらも無料で始められます)。

    【ステップ2】マイクマークを押す

    チャット画面にある🎤マークをタップ(パソコンの場合はクリック)します。

    ChatGPTの音声モードは入力欄の右側のマイクのマークをタップするとスタートします。

    Geminiでも同様に、音声モードは入力欄の右下のマイクのマークをタップするとスタートします。

    【ステップ3】思い出を自由に話す

    昔の出来事や印象的なエピソードを、友人に話すように話してみましょう。

    • Geminiはリアルタイムで自動で文字に変換(書き起こし)してくれます。
      音声入力を終了するときは🎤マークを再度タップしてください。
    • ChatGPTはスマホの場合、右側の↑をタップすると、音声入力が終了し、かつ自動的にチャットに送信されます。
      パソコンの場合、下の✓マークをタップすると音声入力が終了し、文字に変換(書き起こし)してくれます。
      ※✓マークの隣の×をタップすると音声入力を取り消します。

    スマホ版ChatGPTの画面

    パソコン版ChatGPTの画面

    ノーマル

    おと

    たったそれだけで“文章”になるの?

    生成AI執事トゥエ

    はい。そしてAIにこう頼めば、AIが書き起こしを読みやすい文章に直してくれます。

    「この書き起こしを読みやすく直して。自分史の日記のように、自然な文体でまとめてください。」

    そうお願いするだけで、ChatGPTやGeminiが“下書き”をきれいに整えてくれるのです。

    ※音声入力を終了した時点では、書き起こしはスレッドに送信(=保存)されていません(入力欄に書き起こされているだけ)。
    このため、話し終わった後は必ず音声入力を終了→入力欄の書き起こされた文章に「この書き起こしを読みやすく直して。自分史の日記のように、自然な文体でまとめてください。」と追加し、チャットに送信(=保存)するようにしてください。

    もっとスゴイ!AIが手伝う「自分史」応用ワザ3選

    笑顔

    おと

    なるほど。話すだけでもう文章になるのね。
    でも、もっと内容をふくらませるコツはあるかしら?

    生成AI執事トゥエ

    ありますとも。ChatGPTやGeminiを“ちょっと工夫して”使うと、あなたの記憶をさらに鮮やかに引き出してくれます。

    【応用ワザA】 AIが“インタビュアー”になって聞き出してくれる

    悩む

    おと

    一人で話していると、何を話せばいいか分からなくなってしまいそうになるのよね…

    生成AI執事トゥエ

    そんな時はAIに“聞き手”になってもらいましょう。

    使い方(ChatGPT・GeminiどちらでもOK)

    あなたはプロのインタビュアーです。私の“学生時代の思い出”について、やさしく質問してください。

    AIはこう返します。

    学生時代で一番夢中になったことは何ですか?

    あなたが答えると、AIは次の質問をしてくれます。

    それは素敵ですね。その時、印象に残っている出来事はありますか?

    こうして会話を続けるだけで、自然に思い出が言葉になり、文章として残っていくのです。

    【応用ワザB】 写真1枚から物語をふくらませる

    ノーマル

    おと

    昔のアルバムを見ると、いろんなことを思い出すわよね。

    生成AI執事トゥエ

    ええ。Geminiなど画像対応AIなら、写真を見せながら文章を作れます。

    使い方
    1. スマホで古い写真を撮影。
    2. AIにこう伝えます。

    これは私が七五三の時の写真です。この写真をもとに自分史の文章を作りたいです。

    するとAIはこう返してくれます。

    可愛らしい着物ですね。どこの神社で撮った写真ですか? ご家族の思い出も教えてください。

    思い出を語るうちに、AIが写真に合ったキャプション(説明文)も考えてくれます。

    【応用ワザC】 AIが“編集者”になって本の形にまとめてくれる

    ノーマル

    おと

    思い出がたくさん集まったら、“自分史の本”にしたいわ。

    生成AI執事トゥエ

    いいですね。ChatGPTやGeminiに“編集者”をお願いしましょう。

    使い方

    これまで話した内容で自分史を作りたいです。全体の目次案を作ってください。

    するとAIは、

    「第1章 幼少期の思い出」「第2章 青春時代」「第3章 家族との日々」…
    のように章立てしてくれます。

    さらに、

    “はじめに”と“おわりに”も書いてください。

    と頼めば、やさしい言葉であなたの人生をまとめた序文・あとがきまで作ってくれるのです。

    ⑤ 注意点(安全に・楽しく続けるために)

    生成AI執事トゥエ

    ひとつだけ大切なお話を。
    AIは便利ですが、“個人情報”や“他の人の話”には注意しましょう。

    • 名前や住所などは公開しないように。
    • 他の人が登場する話は実名を避けるか、同意を取って
    • バックアップを2か所に保存(スマホとクラウドなど)。
    ノーマル

    おと

    なるほど。安心して使うための工夫ね。

    まとめ

    笑顔

    おと

    書くのが苦手でも、“話すだけ”なら私にもできそうだわ。
    AIが聞いてくれると思うと、少しワクワクするわね。

    生成AI執事トゥエ

    ええ。自分史は“書く作業”ではなく、思い出を語る時間です。
    AIはあなたの“聞き役”にも“編集者”にもなってくれます。
    ChatGPTやGeminiをパートナーにして、ぜひ気軽に始めてみてください。

    この記事は2025年11月公開の記事です。技術の進化等により一部内容が異なることもございます。

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