営業資料が“勝手にできる”!? Gemini Proの機能がすごすぎた件

Twelfth=12番目
AI執事「トゥエ」と学ぶ!中小企業のためのやさしい生成AI活用術
2025.09.10

更新:2025/09/13

「調べ物に時間がかかる」「提案書づくりがつらい」…そんな悩み、ありませんか?
Googleの生成AI「Gemini Pro」なら、リサーチから図解作成までを一気通貫でAIが代行してくれます。
この記事では、”調べて・まとめて・見せる”がラクになる新しい資料作成術をご紹介します。

キャラクター紹介

生成AI執事トゥエ

肩書き1行プロフィール

こんにちは、ロボです。

ろんた

教育系ITサービスの営業・販促

川崎市にあるオンライン学習システム(e-ラーニング)や、デジタル教材を開発・販売しているベンチャー企業で営業として働く

お悩み – 調べ物と資料作りで、1日が終わる…

ろんた

最近、提案書を作るのに1日かかっちゃって…。
調べ物して、要点まとめて、図とか作って…。やる前から疲れちゃうんですよね。
“AIで効率化できる”って話はよく聞くけど、ぶっちゃけどう使えばいいのかイメージが湧かないです。

生成AI執事トゥエ

それはお困りですね。
ですが、新しく登場した“Gemini Pro”の『Deep Research』と『インフォグラフィック自動生成』機能なら、調べ物から資料のビジュアル化まで、一気通貫で支援可能でございますよ。

“調査→整理→図解”をAIが丸ごと代行してくれる時代です

生成AI執事トゥエ

Gemini ProはGoogleが提供する高性能AIでございます。その中でも今回注目すべきは、
Deep Research(自動リサーチ&要約)
・インフォグラフィックの自動生成
という、営業や販促に特化した“調査&資料作成”機能でございます。

ろんた

え、それってつまり、調べるだけじゃなくて、図まで作ってくれるってことですか?

生成AI執事トゥエ

はい。情報の検索・整理だけでなく、“その情報をどう見せるか”までAIが考えてくれるのです。
これが、中小企業の営業現場における最大のメリットになり得ます。

活用方法・Tipsの紹介:Gemini Deep Researchで営業資料を作る手順

1.調査テーマを決める

●営業資料の目的を明確にする(例:「新サービスの市場調査」「競合との比較」「顧客メリットの提示」)
●Geminiに投げるときは 「対象」「目的」「欲しい成果」 をセットで伝える

プロンプト例

私の会社は神奈川県で飲食店向けのITサービスを提供しています。
新規顧客向けの営業資料を作りたいので、
1.市場動向
2.競合の事例
3.顧客が導入するメリット
を調べて、整理してください。

2.Deep Researchで最新情報を取得

●入力欄の下部にある「Deep Research」を選択→Google検索や信頼性の高い情報源からまとめて収集
●レポート形式(A4で20枚程度の分量)で 要点・データ・引用元 を提示してくれる

出力イメージ

・神奈川県内の飲食業界でのIT導入率:◯%

・同業の競合サービスA社:POSレジ+モバイルオーダーを強みとして展開

・顧客メリット:業務効率化/人件費削減/顧客満足度アップ

レポートの印刷イメージ

3.営業資料のドラフトを生成

●Geminiに「営業資料用に整理して」と依頼すれば、章立てや見出しも提案してくれる
●CanvaやGoogleスライドと連携してスムーズに仕上げ可能

プロンプト例

この調査結果をもとに、営業用プレゼン資料のアウトラインを作成してください。
・1枚目:課題提起
・2枚目:市場動向
・3枚目:競合比較
・4枚目:顧客メリット
・5枚目:導入事例

4.Geminiでインフォグラフィック化

1|調査結果を自動で図解に

●Deep Researchでリサーチを終えたら、作成タブから「インフォグラフィック」を選択
●クリックするだけで、調査内容をわかりやすい“図解”に変換。

インフォグラフィック作成例

2|「Canvas」で自由に指示して図解

●Geminiの新規画面で 「Canvas」を選択
●インフォグラフィックにしたい文章や結果をコピペして、「この内容をインフォグラフィックで説明して」などシンプルに指示するだけ。
●必要に応じて「サイズ指定」も可能。

プロンプト例

今の調査結果を営業用スライドに載せられるインフォグラフィックにしてください。
サイズは横長(16:9)でお願いします。

注意点

生成AI執事トゥエ

Geminiで作成したインフォグラフィックは画像ファイルとしてダウンロードできないため、スクショするか生成されたコードをコピペして保存してください。

5.微調整と仕上げ

●必要に応じて「もっとカジュアルに」「数字を強調」「顧客事例を追加」など調整
●社内でレビュー → 実際の営業資料として完成

ポイント

市場調査から資料作成まで一気通貫で処理できる
時間短縮効果大(従来1日かかる調査→1時間で草案完成)
インフォグラフィック出力で見栄えする資料が即完成

まとめ

ろんた

正直、こんなに使えると思ってなかったです。
これがあれば、“調べて・考えて・見せる”って作業、自分は最後の確認だけで済みそう…。
これ、マジで仕事の9割終わらせてくれてるかも。

生成AI執事トゥエ

お役に立てて光栄でございます。Gemini Proは“AIはむずかしい”というイメージを壊す、実用型のパートナーです。
特に、人手や時間に限りがある中小企業ビジネスにとっては、極めて相性のよいツールとなりましょう。

この記事は2025年09月公開の記事です。技術の進化等により一部内容が異なることもございます。

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